写真は、明治時代の日本画家、木島桃村が描いた、染織のための図案です。
藤原定家が、京都の嵯峨にある、小倉山の山荘で撰した「百人一首」のなかの歌をイメージしています。
奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の
声聞くときぞ 秋はかなしき
猿丸大夫(さるまるだゆう)
山奥の、清く華やかな紅葉を踏み、神霊の象徴でもある鹿の、澄んだ声を聞く。
無常感、「もののあわれ」を詠んだ歌ですが、図案を見ていると、祝祭を含んだ、晴れやかな心境を詠んだ歌のようにも感じます。
次回の店舗営業日は 11月29日(日)です。
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京都御所南 ギャラリーショップ ICHIHARU
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ICHIHARU とは
当ブランドでは「絹糸」「箔糸(和紙に箔を漆で貼り付けて糸状に裁断したもの)」を用いています。
一つ一つ手作業で、丁寧にお作りしています。
店舗は御所南の一角に構えております。
店舗での営業は、週1程度のわずかな営業時間ではありますが
連綿と続く京都の伝統美の集結した空間に身をおき、
心潤うひと時を、皆様へご提供したいと考えております。
『ICHIHARU』
芸術性の高い、オリジナル作品です。
1つ1つ丁寧に手織りしたパーツを贅沢にあしらい、貴方の特別な時間を華麗に演出し
ます。
『KAZUE』
エレガントで落ち着きある女性のファッションアイテムとして、1点ものの手作りアクセサリーを展開しています。