京都御所南 Gallery shop ICHIHARU

ICHIHARU では、連綿と続く京都の伝統の美に根ざしたアクセサリーを、制作、販売致しております。「絹糸」「箔糸(和紙に箔を漆で貼り付けて糸状に裁断したもの)」を使用したアクセサリーは、 一つ一つ手作業で、丁寧にお作りしております。

「染める」ー番外編ー

こんばんは。

「染める」ブログの続きです。


今日は染色から離れて、生糸の話をしたいと思います。


先日、長野県の岡谷市立岡谷蚕糸博物館を訪問しました。

silkfact.jp



染織とアクセサリー制作を生業にしている私にとっては、絹(シルク)は無くてはならな

いものです。


皆さんもご存知かと思いますが、世界遺産にもなった富岡製糸場などの紡績工場が明治

になって作られます。

明治政府は、国の近代化を進めるために殖産興業政策を実施し、その一つとして外貨獲

得のために生糸(絹糸)の輸出に力を入れたのです。

長野県はいち早く器械製糸を取り入れ、養蚕や蚕種業の技術開発や改良に力を入れたた

め、日本一の「蚕糸王国」となったということです。

その中でも岡谷は外国から洋式製糸機械を導入後、創意工夫を重ね諏訪式繰糸機を開発

し、その技術は全国に普及。岡谷で生産された生糸の多くは輸出され「シルク岡谷」と

世界に轟いたそうです。


この岡谷蚕糸博物館には全国で唯一の製糸機械類のほか、蚕種・養蚕・製糸に関する機

械、器具類や、明治~昭和初期にかけての製糸経営史料、岡谷市の歴史を物語る文書

類、写真類などが展示されていました。

(戦前・戦中には皮革の代用品として絹擬革を使用したランドセル、テ

ニス・バドミントンラケット用のシルクガット、日本軍の落下傘などが絹で作られてい

たという事実には驚きました。)


中でも昆虫好きな私は、養蚕スペース「カイコふれあいルーム」が気に入りました。
(ブログをご覧の皆様には蚕が嫌いな方もおられるかもしれませんが・・・)

ここには蚕が育つ様子や繭づくりの観察ができるように展示されています。

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蛹化〜蛹の時期のお蚕さん


この繭(蛹が入ったままの状態)を熱湯に入れて、糸を巻き取っていくことになります。

いわゆる、命を奪って私たちは糸をもらっているのです。


染織家として、素材の研究や歴史を知ることは次の作品作りに欠かせないことです。

時間は限られたもの。旅行の殆どが自分の勉強に役立つものばかりでした。

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玄関口。快晴でした。


 

 

 

 

Gallery shop ICHIHARUは、京都ブランド『KAZUE』のアクセサリーを

取り扱うアクセサリーショップです。

アクセサリーは全て糸でできています。糸と一口に言っても多種多様ありますが、

当ブランドでは絹糸・箔糸(和紙に箔を漆で貼り付けて糸状に裁断したもの)を用

いています。

そして、一つ一つ手作業で丁寧にお作りしています。

 

 

店舗は明治時代から続く御所南にある、町家の一角に構えております。

店舗営業は、週1程度のわずかな営業時間ではありますが

お客さまが、連綿と続く京都の伝統美の集結した空間に身をおき、

美に触れ、心潤うショップとなるよう店内も少しずつ変化させていっております。

 

通常はウェブショップでの運営となります。ぜひこちらもご覧ください。 

▼ 

ichiharu.theshop.jp

京都のアクセサリーブランド『KAZUE』は、

エレガントで落ち着きある、本物思考のおしゃれを求める30代後半〜の

ファッションアイテムとしてのアクセサリーを展開しています。

 

さらに一歩、自分を高めたい方におすすめです。

 

 
身につけていただいた方が、いつもと違う感覚に。
 
より美しく、魅力的に、そして活動的に。
 
そんなあなたに愛用していただきたい。
 
 

 

 

 

『KAZUE』のアクセサリー専用の

Instagram です。コメントもお待ちしています。

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