こんばんは。
機で織物を織れるようにするための準備である
〝機ごしらえ〟のお話の続きです。
整経(せいけい)の次に行う工程は、荒筬通しです。
筬(おさ)とは、織物の幅と経糸を整え織り目の密度を決める道具。
また、緯糸を打ち込む道具ともなります。
竹製のものとステンレス製のものがあり、見た目は和櫛に少し似ています。
(竹製の筬は、現在生産されていないため非常に貴重です)
今回使う筬は、竹製のもの。ステンレス製より軽くて糸にも優しいです。
今回の作品は、幅120cm・長さ6m分の経糸を使います。
120cmの幅を保持させながら、6m分の経糸を機に巻き込んでいく必要があります。
そこで、粗めに筬に糸を通して120cmの幅分の糸を入れていきます。
なぜ、粗めで良いのかというと、、
筬に糸を通す作業は2回行います。
1回目は織る幅を保持しながら機に巻き取っていくことが目的。(荒筬通し)
2回目は密度をしっかり合わせ、織ることが目的です。(本通し)
今回は1回目の目的のために筬に経糸を通すので、粗めに入れていっても
大丈夫なのです。
こちらが荒筬通しの様子です。
次回の機ごしらえ③に続く。
商品は、下記のウェブショップ・店舗・メールの
どちらからでもお買い求めいただけます。
↓
◆新しいウェブショップ
◆一晴画廊/Galley shop ICHIHARU(店舗)
◆一晴画廊/Galley shop ICHIHARU メールアドレス
info@ichiharugallery.com
▼
▼
▼
▼
▼
京都のアクセサリーブランド『KAZUE』は、
エレガントで落ち着きある、本物思考のおしゃれを求める30代後半〜の
ファッションアイテムとしてのアクセサリーを展開しています。
さらに一歩、自分を高めたい方におすすめです。