京都御所南 Gallery shop ICHIHARU

ICHIHARU では、連綿と続く京都の伝統の美に根ざしたアクセサリーを、制作、販売致しております。「絹糸」「箔糸(和紙に箔を漆で貼り付けて糸状に裁断したもの)」を使用したアクセサリーは、 一つ一つ手作業で、丁寧にお作りしております。

日々のこと

美しい絵画

先日、密になりそうな日時を避けて半年以上ぶりに 堂本印象美術館を訪れました。 現在、『小野竹喬・春男の親子展』が開催されています。 insho-domoto.com 小野竹喬氏の描く絵画は、明るく澄んだ色彩でした。 特にピンク色を効かした色彩が目を惹きます。 …

秋の空

日常の、何て事のない街中でも、空の彩が美しいと特別な場所に なりますね。 ICHIHARU 京都御所南 ギャラリーショップ ICHIHARU アクセサリーのお買い求めの方は、こちらのサイトからご購入ください。 ▼ ichiharu.theshop.jp ICHIHARU とは 当ブランドでは「…

尾花

「人皆は 萩を秋といふ よし我は尾花が末を秋とは言はむ」 ーー万葉集 作者未詳ーー 上記の和歌の「尾花」とはススキのことです。 ススキの穂先が動物の尾っぽに似ていることに由来します。 街路樹の根元の花壇に、ススキの穂が爽風に揺れる姿を見て、 私も…

瑞々しい感性に触れる

以前勤務していた美術高校の作品展を観るために、京都市京セラ美術館を 訪れました。 リニューアルオープンして以来、初めての館内です。 和洋折衷の独特な建築様式である帝冠様式の美術館は、その重厚な趣を そのままに美しく進化していてとてもワクワクす…

心を落ち着かせる時間を持つ

ふいに迷いが生じたり、心許なくなった時に手に取る作品集です。 三浦先生に初めてお会いしたのは、学生時代でした。 当時、先生は92歳を迎えておられたように記憶しているのですが、 「今が、作品を作っていて、1番楽しい」と仰っていました。 髪の毛をく…

美しい瞬間を見逃さない

雲もすっかり秋の模様を描き始めましたね。うっかり季節の移り変わりを見逃さないように、意識して過ごしています。ICHIHARU京都御所南 ギャラリーショップ ICHIHARUアクセサリーのお買い求めの方は、こちらのサイトからご購入ください。▼ ichiharu.theshop.…

無難からの脱却を教えてくれた人

ファッションデザイナー高田賢三さんの訃報を知りました。 パリで新型コロナに感染してお亡くなりになったということでした。小学生の頃、「KENZO」のショップへ初めて行きました。 そこにはネオンカラーのシャツやパンツ、ビニール素材のアウターなどが 並…

空蝉

彼岸も過ぎ、すっかり過ごしやすい日々になってきました。 気がつけば蝉の声は止み、秋の虫の音に変わりました。 しかし新型コロナの影響は未だ収束せず、ワクチンもまだまだできそうには ないですね。 先日アトリエに行く途中の川沿いの桜並木沿いを通ると…

中秋の名月

昨夜は中秋の名月でしたね。 京都では雲ひとつない夜空に、大きく輝いていました。中秋の名月とは、旧暦の8月15日の十五夜にお月見をする習わしのこと。 旧暦では7・8・9月が秋なので、その真ん中の日の8月15日を「中秋」と 呼び、その晩に上がる月のこと…

いつだって美しいもの

仙姿玉質な平箔糸たち 10月に入りました。 自粛期間中はアクセサリーの要である糸も、ネットで購入していました。 そろそろ大丈夫かな…と先日、久しぶりに糸の卸売店さんへ。 前後左右どこを見ても糸、糸、糸だらけの空間に身を置いた瞬間、 渇いた部位が…

陰翳礼賛

謡の先生と、谷崎潤一郎『陰翳礼賛』の話題になり、約20年ぶりに読み返しました。 谷崎先生の時代と変わらず、文明の利器に恩恵を受けつつ日本家屋に住う苦心に、深く共感します。 ICHIHARUの和室にも、蛍光灯は似合わず、電球を吊るしています。 砂壁の陰翳…

曼珠沙華

彼岸花があちらこちらで咲きはじめました。 蕾の形もユニークで秋の花の中でも、特に好きな花の1つです。別名「曼珠沙華」。サンスクリット語で天界に咲く花という意味で、おめでたい事が起こる兆しに 赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典からきて…

萩の文様

夕刻、白練色や躑躅色の萩の花が涼しげに揺れていました。おしとやかで、艶やか。少し儚さも感じます。 萩は、秋の七草(桔梗、萩、女郎花、撫子、葛、すすき、藤袴)の一つです。 万葉集に詠まれた花の中で最も多いのは、萩の花です。古来より愛されてきま…

お彼岸の和菓子

ご実家が和菓子屋の友人から、「おはぎ」をいただきました。 とても柔らかく、少し塩気の効いた丁度良い甘さ。 そして、秋の七草である萩の花のように小さく上品な俵型でした。 秋のお彼岸に食べるこの「おはぎ」は漢字で書くと「御萩」と書きます。 まさに…

お彼岸

昨日より彼岸入りしましたね。昨夜から今朝は急に気温が下がりました。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言った ものです。 思わず厚みのあるかけ布団を出してしましました。お彼岸は春と秋の年に2回訪れます。太陽が真東から上がり、真西に沈み昼と夜の 長さ…

夏の徒然

臨済宗妙心寺派龍安寺 鏡容池 京都は、まだまだ暑さが、続いています。 木陰を探して、歩く日々。 改装が終わる、9月末には、涼しいはずです。 先日は、いつも謡のお稽古をつけてくださる能楽師の先生が、久しぶりに、舞台へ立たれました。 冷房があるとはい…

ご近所で涼を楽しむ

趣味のお寺巡りは、8月は、できませんでした。 この暑さは、外に出るのを、躊躇います。 謡のお稽古の帰り、謡のおさらいをしつつ、おまん屋さんには、寄り道します。 黄水晶のような蕨餅なら、涼しそう。 店先の、青翠の笹に鮎の日本画も、目に涼しい。 ICH…

京都は夏真っ盛りです。

京都は夏の盛りです。 家族との挨拶が、朝も夜も「暑いね」になりました。 外出には、危険な暑さです。 いつもの夏と違う、コロナ禍での夏は、床納涼も控えます。 いつもなら、鴨川や貴船で、家族や友人と、清流の音や鮎を楽しみます。 今年は家で過ごし、庭…

歴史を知って、今の豊かさに活かす。

コロナ禍の外出自粛期間中に、「時間があったら、読みたいな」と思っていた世界史の全集を、読み通しました。 「なんとなく知っている」で終わっていた歴史の流れが、ようやく掴めてきました。 イスラム圏やアジア圏の歴史も、さらに手を広げてみました。 日…

節目の年

我が家の藍。 スクスク成長していたのですが、ここ数日の猛暑で急に元気がなくなってしまいました… 終戦の日からから今日で75年目。今年は新型コロナウイルス感染防止のため、明日16日に行われる五山の送り火も縮小して行われます。京都は春からあらゆる祭…

京都で、金の難しさに付き合い続ける。

真言宗御室派総本山 仁和寺 宸殿障壁画 謡のお稽古で、能面を、薄闇の中で見せていただきました。 なかでも、「泥眼」と呼ぶ、白目の箇所に、金を施したお面に、感歎のため息がもれました。 「目が光る」 薄闇で、微かな光を捕らえる金の底光は、別格の幽玄…

暑さ本番で、「京都の夏」になりました。

真言宗御室派総本山 仁和寺 黒書院 堂本印象障壁画 京都の暑さは、別格です。 他府県から来た人は、湿気と熱気で、体を壊すと聞きます。 私も、謡のお稽古の帰りに、思わず足元がふらつきました。 熱中症か、体力不足か。 これはいかんと、慌てて鰻の蒲焼を…

いまの準備で、未来の喜びを増やす。

比叡山延暦寺 関西も、新型コロナの感染者が増えています。 趣味のお寺巡りは、お休みしています。 コロナ禍が落ち着いて、再開できる日までは、準備期間です。 脚力アップの体操に、勤しむことにしました。 比叡山延暦寺、上醍醐など、山中にある仏閣への道…

昔の良さを、思い出す。

河井寛次郎記念館 京都 雨の日が続いています。 古い町屋の中で、雨の音を聴きながら、謡のお稽古をしたり、本を読んでいます。 祖父母も、僧祖父母も、同じ雨の音を聞いていたのだと思うと、歴史の、大きな流れにいることを感じます。 コロナ禍で、生活の様…

七夕の飾りとお菓子

五色の絹糸 索餅(さくべい) 〈kotobank.jpより画像お借りしました〉 本日は、七夕ですね。 現代で七夕飾りといえば、短冊状の紙に願い事を書いて笹に飾るというのが定番です。 平安時代、七夕は乞巧奠(きこうでん)という宮中行事でした。 この行事のお供…

恐る恐るの、身体と付き合う。

京都市京セラ美術館 杉本博司 硝子の茶室《聞鳥庵》 杉本博司さんの展覧会「瑠璃の浄土」を見ました。 京都の、長い長い歴史が、精神性の深い作品で、表現されていました。 コロナ禍のなか、美術館という、窓のない空間へは、足が遠のいていました。 もちろ…

信仰の山の、美。

天台宗総本山 比叡山延暦寺よりの眺め 京都の美術工芸は、寺社との関わりのなかでも、発展してきました。 比叡山の、京都の鬼門の守り主である延暦寺も、平安時代からの、重要な仏像彫刻を有しています。 ちなみに、延暦寺とは、お寺の名前ではなく、東塔、…

人と自然で、美を作り出す。

臨済宗妙心寺派 龍安寺 方丈庭園 石と砂の美しさだけで、心が癒されるのは、不思議なことです。 人間は、自然の中から、普遍の美を見つけ出します。 誰が石を置いたのか、謎に満ちた龍安寺の枯山水の石庭で、人と自然の融和に癒されました。 ICHIHARU 京都御…

雨の日の、お出かけ。

臨済宗天龍寺派大本山 天龍寺 曹源池 夢窓疎石作庭 京都は、雨が続いています。 ICHIHARUのピアス、イヤリング等は、染織で使用される絹糸、箔糸で制作されていますが、プロの芸術家による、確かな織りの技で仕上げていますので、形崩れすることなく、美しい…

瑞々しい緑に、心落ち着く美を学ぶ。

南禅院 小堀遠州作庭 苔や樹木の造形から、美を、学んでいます。 自然は、日本古来より、様々なジャンルの、美術作品の源泉になりました。 京都の寺院を巡ると、現在でも、人工物を出来うる限り排し、自然のもので、室内や庭を、設えています。 自然の中に、…