京都御所南 Gallery shop ICHIHARU

ICHIHARU では、連綿と続く京都の伝統の美に根ざしたアクセサリーを、制作、販売致しております。「絹糸」「箔糸(和紙に箔を漆で貼り付けて糸状に裁断したもの)」を使用したアクセサリーは、 一つ一つ手作業で、丁寧にお作りしております。

京都

美しい絵画

先日、密になりそうな日時を避けて半年以上ぶりに 堂本印象美術館を訪れました。 現在、『小野竹喬・春男の親子展』が開催されています。 insho-domoto.com 小野竹喬氏の描く絵画は、明るく澄んだ色彩でした。 特にピンク色を効かした色彩が目を惹きます。 …

萩の文様

夕刻、白練色や躑躅色の萩の花が涼しげに揺れていました。おしとやかで、艶やか。少し儚さも感じます。 萩は、秋の七草(桔梗、萩、女郎花、撫子、葛、すすき、藤袴)の一つです。 万葉集に詠まれた花の中で最も多いのは、萩の花です。古来より愛されてきま…

艱難辛苦を乗り越えて、瑞祥を待つ。

智積院のお庭は、豊臣秀吉の時代に作庭され、「利休好みの庭」と呼ばれています。 真言宗智山派総本山 智積院 名勝庭園 山の勾配を活用した、動きのあるお庭です。 利休さんの、ダイナミックな立体造形に、思わず見惚れます。 茶室=建築デザインが得意な利…

三世仏からの、ご利益。

真言宗 御寺(みてら)泉涌寺(せんにゅうじ)仏殿 お寺が好きです。 時間があれば、散歩に行きます。 祈りと美術の交じり合う空間に身を置くと、眼も、心も、澄んでいきます。 泉涌寺も、お気に入り。 仏殿には、運慶作と伝えられる、釈迦、阿弥陀、弥勒の…

散歩で、美意識磨き。

真言宗泉涌寺 新善光寺 散歩で、寺社仏閣を巡るのが好きです。 「住むミュージアム」と呼びたいほど、細部まで、美意識に彩られています。 京都駅から東南へ、月輪山(つきのわ山)の麓にある、真言密教の泉涌寺(せんにゅうじ)塔頭「新善光寺」は、後嵯峨…

公家文化の薫りは、法衣にも。

京都御苑 先日、千總文化研究所さんにて、真宗大谷派さんの、装束についてのお話を、伺って参りました。 真宗大谷派さんは、皇族の方々が門主となる、粟田口の門跡、青蓮院さんとのご縁が深いのです。 僧侶の装束にも、公家文化の影響が残ります。 大正期ま…

松の内

こんばんは。 早いもので新年が明けて15日が過ぎました。関西では昨日の15日が「松の内」でした。お正月の時期に使われるこの「松の内」という言葉は、玄関前に門松が飾られている 期間のことを指しています。つまりは、お正月飾りを片付ける期間として使わ…

花びら餅

こんにちは。 我が家ではほぼ毎年、大晦日に虎屋さんへ花びら餅を買いに行き元日に美味しく いただくのが恒例となっています。 おせち料理の後に、若草色の煎茶といただく花びら餅は格別に美味しく、新しい年の 訪れを視覚と味覚から感じられます。この花び…

京都の神様

こんばんは。 本日が仕事始めという方も多かったと思います。 早いもので年が明けたと思いきや、もう小寒ですね。明日は、七草粥です。 皆さま、お正月はゆっくりと過ごされましたか。 京都には、たくさんの神様が居ます。 お正月はそれがよく分かる時期の一…

謹賀新年

こんにちは。 謹んで新年をお祝い申し上げます。 皆さまにとって、佳い一年となりますようにお祈りいたします。 今年もひと織りひと織り丁寧に。を積み重ね、皆さまに美しいと思っていただける アクセサリーを作っていく一年にしたいと思います。 本年もGall…

東山魁夷のスケッチ ー欧州の古き町にてー展の紹介

こんばんは。 先日仕事を早めに切り上げて、大山崎にあるアサヒビール大山崎山荘美術館へ寄ってきました。 www.asahibeer-oyamazaki.com 現在、日本画家東山魁夷氏のスケッチ展が催されています。 長野県にある長野県信濃美術館 東山魁夷館に行き、氏の描く…

新茶の美味しい季節

こんばんは。 気づけばすっかり葉桜の頃となってしまいましたが、 新芽の瑞々しい季節が始まっているということですね。 アトリエに着くとまずお湯を沸かし、あったかい緑茶(煎茶)をいただくのが 春を迎えてからの日課となっています。 緑茶を飲むと心のざわ…

ようやく京都にも桜の香りが

こんにちは。 蔵田かずえです。 私のアトリエの前には、川が流れていて その川沿いには桜並木が500mくらい 続いています。 毎年春になると、アトリエの窓から 満開の桜が目に飛び込んできます。 今年は全国の桜開花よりも、近畿地方は 少し咲き遅れているよ…

春の訪れ

こんばんは。蔵田かずえです。 京都もようやく春の訪れを感じる 季節となりました。空気の色や匂い、陽の光の明るさが 刻々と変化しています。 鳥のさえずりや昆虫の姿も 多く見るようになりました。京都では3月1日が公立高校の卒業式で、 その後、中学校…

京友禅の美

こんばんは。 蔵田かずえです。 昨日、成人の日が終わりましたね。 式典で振袖を着られた方も、 多いのではないでしょうか。 そこで今日は成人の日に因み、 染織のお話をしたいと思います。 着物には刺繍を施していたり、織られていたり、 染めていたりと様…

水引

こんばんは。 蔵田かずえです。 お正月の飾りといえば、 しめ縄やしめ飾り、門松などがあります。 日本の伝統的な風習であり、 その年の歳神様を家に迎え、 祭るために整えるものです。 お正月の起源は6世紀ごろとも言われ、 現在のお正月飾りの形が広まった…

京都は寒おす。

毬紗です。 寺社仏閣を巡りたいのですが、寒さ負けしています。 京都の冬の底冷えは、氷の中に閉じ込められているかのよう。 その寒さのなか、お寺の渡り廊下を靴下で歩くと思うと、挫けます。 そや、畳も冷たいんやったわ。 京町屋の、暖房を入れていない部…

朱の都

毬紗です。 八坂さん(八坂神社)へ初詣に行きました。 はんなりした朱色の鳥居をくぐるたびに、「京都やなあ」と思います。 東京の神社の鳥居は、朱色よりも、少し青みがかっています。 今年は娘が帰省せず、2人家族のお正月です。 白味噌のお雑煮がなくな…

一年を占う

こんばんは。 蔵田かずえです。 皆さんは、初詣でおみくじを引きますか? 元日私は神社へ初詣に行ってきました。 年中行事で家族揃って初詣に行くのが、 我が家の慣わしとなっています。 お詣り後、 毎年新しい年を送るための指針を、 おみくじを引くことで…

新年のご挨拶

こんばんは。 新春を寿ぎ、謹んでお慶び申し上げます。 今年は5月に年号も変わり、 時代が新しくなる区切りの年ですね。 だからといって、私自身が動かなければ 何も変わりません。 今まで以上にモダンで美しい アクセサリーを創造し、 皆さんに楽しんでいた…

京都から、美を届けるということ。

毬紗です。 京都が誇る哲学者・梅原猛先生の『能を観る』を図書館で見つけました。 「あ、これも借りよ」 梅原先生の、軽快な語り口調に引き込まれ、読みふけってしまいます。 能が好きで、クラシック音楽と同じように、普段から謡を聴いています。 好んで聴…

財運を呼ぶ豚の置物。

毬紗です。 大掃除をしながら、「来年は、年女だなあ」と、猪グッズを出していました。 中国語で猪は「豚」です。 「野豚」が猪になります。 ピンイン(発音)は「zhu」になります。 写真の貯金箱は、台湾で買いました。 中国で豚は、友財猪と呼び、財運を上…

西陣織とは

こんばんは。 蔵田かずえです。 先日ブログにアップした記事の中で、 西陣織と同じ糸を使用していますと書きましたが、 (こちらの記事です↓ ) p-p.hatenadiary.com 京都の方にはお分りいただけても、 海外にお住いの方やどんなものかお知りにならない方に…

京の雅②

こんばんは。 蔵田かずえです。 前回の記事の続きです。 平安時代の国風文化を境に、 京が育んできた雅の美世界。 それは、一つには今日の「自然」が 人々の美意識を高め、「和」の感覚を 引き出してきたのかもしれません。 京都に暮らしていて、 私自身そう…

京の雅①

こんばんは。 蔵田かずえです。 「京の雅」と聞いて、 皆さんはどんなものだと思いますか。 私は「和の美しさ」だと感じています。 平安時代に「国風文化」が 花開いたことは、歴史上有名です。 大陸から輸入された文化は、 遣唐使の廃止によって 大陸との繋…

どこにお金をかけるか

こんばんは。 蔵田かずえです。 「京の着倒れ」という言葉をご存知だと思います。 この言葉は、大阪・神戸・京都の 文化の違いを一言で言い表したものです。 京都は本当に文化にお金をかけます。 日頃は質素な生活をしてても、 祭りやお祝い事など、 文化に…

輪違屋

こんばんは。 蔵田かずえです。 先日仕事の取材で、 京都市指定文化財となっている 輪違屋(わちがいや)へ行ってきました。 輪違屋は京都・島原にある創業300年以上営業を続ける、 太夫や芸妓を抱える「置屋」であり、 現在も3人の太夫を抱えているそうです。…

秋の贈り物

こんばんは。 蔵田かずえです。 本当に朝・夕の冷え込みが、 本格的になってきました。 秋から冬への季節の変わり目が、 五感を通じて強く感じます。 桜の葉も紅葉が一段と進み、 京都鴨川の河川敷の色合いも美しくなっています。 先日仕事帰りに京都・左京…

和菓子の美

こんばんは。 蔵田かずえです。 先日、ふと甘いものが欲しくなり、 仕事帰りにお気に入りの和菓子屋さんに立ち寄って、 季節の上生菓子を一つ買って帰りました。今回買ったのは、、 「秋明菊」。ねりきりとこしあんで作られており、 秋明菊のすらりと立ち上…

ちょっとした平安時代のかほりが感じられる街

こんばんは。 蔵田かずえです。少し前の話です。 今年の夏の夕方、通勤帰りに自転車で走ってい時、 夕顔が夕方の薄暗い中で、真っ白に輝いている 通りがありました。なんと美しい景色なのでしょう。 以前からこの町のことを知ってはいたのですが、 夕顔が咲…