京都御所南 Gallery shop ICHIHARU

ICHIHARU では、連綿と続く京都の伝統の美に根ざしたアクセサリーを、制作、販売致しております。「絹糸」「箔糸(和紙に箔を漆で貼り付けて糸状に裁断したもの)」を使用したアクセサリーは、 一つ一つ手作業で、丁寧にお作りしております。

「染める」ー染めの技法ー

こんばんは。

 前回の記事の続きです。


日本における染色の歴史は古く、すでに縄文時代中期くらいから行われていた

と言われています。当時は〝染色〟とまではいかない、木の実の汁を繊維に

擦り付けて色を着けるくらいのことだったようですが、時代の変化と人間の進化と

ともに繊維に色を「着色」することから「染色」することへと向かいました。

時代が進み、大陸より他の文化とともに「浸染」の技法と「養蚕」 の技法が伝わって

きたころから、養蚕によって絹糸を生産しその絹を植物の根や葉を煮出した染液に浸し

て染めるようになったと考えられているようです。

正倉院の染色品にみられる模様染めの技法「天平の三纈(ろうけつ染)」から考えて

も、様々な染色技法が発達してきたことが分かると思います。


現代では多様な染色技法が生み出されていますが、その中でも代表的なものをご紹介

したいと思います。

①「ろう染」
蝋で防染することによって図柄を表現する染色技法であり、自由な描写表現が可能

です。

②「型染」
丈夫な和紙に柿渋を塗った型紙と呼ばれるものに図柄の下絵と描き、それをカッタ

ーで彫って型紙を作ります。その孔を通してもち糊を布面に置くことで防染し、図

柄を染め表わします。できた型紙の上にくり返し糊を置き、連続した模様に合わせ

て色をさし、染める技法です。

型染特有の、シャープな美しさを生み出す芸術的表現を重視した一貫制作の型染に対し

て、分業による量産の型染と 区別するため「型絵染」という名称が与えられているとの

ことです。

この型染の技法は、刷毛で染料を摺り込む「型摺り」(=ステンシル)や糊に染料を混

ぜ込んだ色糊を型を通して置く「捺染」(なっせん)があります。

武士が礼装用に着た裃に、細かな柄が染められ発達した伊勢型紙を使って染められる

「江戸小紋」が有名です。

 


③「友禅染」
白生地に細い糸目糊で模様の輪郭を描き防染し、多彩な色を染めていく技法です。

この技法が生み出され、高度な染色文化が花開いたと言われています。


④「絞り染」
巻く、括る、折る、縫うなどの物理的方法で防染して模様を表す技法で、代表的なものに、「京鹿の子」・「有松鳴海絞 」などがあります。

 

本当に様々な技法があり、私自身も大学で基礎的な染め方は教わりましたが、当然なが

ら染色を専門にしている方は技術の幅と技法の応用力を持って作品づくりをされていま

す。

このように単に「染める」と言ってもとても奥が深く、表現として幅が広いものです。


 

次回は染の中でも、京都の「鹿の子絞り」についてお話をしたいと思います。


 

 

 

Gallery shop ICHIHARUは、京都ブランド『KAZUE』のアクセサリーを

取り扱うアクセサリーショップです。

アクセサリーは全て糸でできています。糸と一口に言っても多種多様ありますが、

当ブランドでは絹糸・箔糸(和紙に箔を漆で貼り付けて糸状に裁断したもの)を用いています。

そして、一つ一つ手作業で丁寧にお作りしています。

 

 

店舗は明治時代から続く御所南にある、町家の一角に構えております。

店舗営業は、週1程度のわずかな営業時間ではありますが

お客さまが、連綿と続く京都の伝統美の集結した空間に身をおき、

美に触れ、心潤うショップとなるよう店内も少しずつ変化させていっております。

 

通常はウェブショップでの運営となります。ぜひこちらもご覧ください。 

▼ 

ichiharu.theshop.jp

京都のアクセサリーブランド『KAZUE』は、

エレガントで落ち着きある、本物思考のおしゃれを求める30代後半〜の

ファッションアイテムとしてのアクセサリーを展開しています。

 

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『KAZUE』のアクセサリー専用の

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