京都御所南 Gallery shop ICHIHARU

ICHIHARU では、連綿と続く京都の伝統の美に根ざしたアクセサリーを、制作、販売致しております。「絹糸」「箔糸(和紙に箔を漆で貼り付けて糸状に裁断したもの)」を使用したアクセサリーは、 一つ一つ手作業で、丁寧にお作りしております。

日々のこと

信仰の山の、美。

天台宗総本山 比叡山延暦寺よりの眺め 京都の美術工芸は、寺社との関わりのなかでも、発展してきました。 比叡山の、京都の鬼門の守り主である延暦寺も、平安時代からの、重要な仏像彫刻を有しています。 ちなみに、延暦寺とは、お寺の名前ではなく、東塔、…

人と自然で、美を作り出す。

臨済宗妙心寺派 龍安寺 方丈庭園 石と砂の美しさだけで、心が癒されるのは、不思議なことです。 人間は、自然の中から、普遍の美を見つけ出します。 誰が石を置いたのか、謎に満ちた龍安寺の枯山水の石庭で、人と自然の融和に癒されました。 ICHIHARU 京都御…

雨の日の、お出かけ。

臨済宗天龍寺派大本山 天龍寺 曹源池 夢窓疎石作庭 京都は、雨が続いています。 ICHIHARUのピアス、イヤリング等は、染織で使用される絹糸、箔糸で制作されていますが、プロの芸術家による、確かな織りの技で仕上げていますので、形崩れすることなく、美しい…

瑞々しい緑に、心落ち着く美を学ぶ。

南禅院 小堀遠州作庭 苔や樹木の造形から、美を、学んでいます。 自然は、日本古来より、様々なジャンルの、美術作品の源泉になりました。 京都の寺院を巡ると、現在でも、人工物を出来うる限り排し、自然のもので、室内や庭を、設えています。 自然の中に、…

新緑の音から、作品を生み出します。

臨済宗東福寺派大本山 東福寺 通天橋 京都の新緑も、深まりました。 緑あふれる東福寺へお参りすると、風に木々の葉が揺らぎ、若葉色の音楽が聞こえます。 耳を澄まし、色や、リズムを、感じます。 自然の恩恵への感謝を、作品に込めています。 ICHIHARU 京…

「信じる」とは、新しい自分になること。

「信じる」とは、試行錯誤をする覚悟を決めること。 何事も、すんなりとは、いかない。 何人も、思ったようには、動いてくれない。 それでも、「もういいわ」と切り捨てず、「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤する覚悟が、「信じる」こと。 「信じる…

立てば芍薬

我が家の貴婦人 日常に戻りつつありますね。 気づけば強い日差しに変わっていますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。 我が家の庭は、植物たちのエネルギーに満ちています。先日は芍薬が花開きました。 大輪の花を咲かせながらも夕方にはスッと閉じる潔…

藍 (JAPAN BLUE)

藍の種が発芽しました こんにちは。 緊急事態宣言が解除されましたが、引き続き慎重に行動しています。 店舗は6月より再開しますが、3密を避ける対策をしっかり取って営業します。 藍の季節になってきました。 少し遅れた藍の種まきに不安でしたが、8日後…

不自由から生まれる美。

桂離宮 京都はまだ、緊急事態宣言が解除されていません。 店舗も閉じています。 長い時間、家のなかにいると、自然の恵みの有り難さが、身に滲みます。 日用品などの買い物に、京都御苑を通り抜けると、広がる空間に、魂が解放された気分になります。 澄んだ…

意のままにならない、美意識。

臨済宗建仁寺派 建仁寺 方丈の庭 撮影した写真を整理していたら、お寺巡りが、恋しくなりました。 (これは昨年に撮影した写真です) 自然の素材を使用して、芸術的な空間を作る造園に、壮大な美意識を感じます。 絵画や彫刻は、経年しても、ほとんど変化し…

側にある、美しいものたち。

水晶(石英の自形結晶) 水晶が好きです。 美しい装飾品と思いきや、案外と、実用的なのです。 水晶の粉末は、日本画の絵具として使用されています。 あるいは、圧力を加えると、電気を発生させることのできる「圧電体」でもあります。 水晶時計は、水晶の、…

有職の色

愛しい絹糸たち 当ショップのアクセサリーは、箔糸(和紙に箔を漆で貼り付けて糸状に裁断したもの)で 作られたものが中心ですが、ただいま有職の色の絹糸を使ったアクセサリーを制作中です。 糸の美しい色を見ているだけで、幸せになります。 ICHIHARU 京都…

机の上の、お花見。

昔に拾った桜貝 今年は、桜も、藤の花も、お花見は出来ませんでしたが、昔に拾った桜貝で、お花見気分です。 水色の紙に、花弁を散らすが如く、貝殻をパラパラ落とします。 空からの光が透き通る、本物の花弁のよう。 この大変な日々も、いつかは思い出にな…

海のなかから、進化する。

昔に拾ったシーグラスや貝殻 海にちなんだ本が好きです。 ジャック・アタリ『海の歴史』に、アン・モロウ・リンドバーグ『海からの贈り物』も、愛読書です。 本から、波音が聞こえます。 いまは、シーグラスや貝殻で、海の気分を楽しみます。 約40億年前に、…

ICHIHARUの庭

ICHIHARUの庭 大正時代に建てられた京町家の「ICHIHARU」の奥には、壺庭があります。 *店舗は5月も新型コロナ感染防止のために、お休みさせていただいています。 去年、土を入れ替えて、苔の種をまきました。 ようやく、新芽が出ています。 昔「離れ」があ…

芸術の、新しい息吹に感謝できる日を待つ。

京都国立博物館 建築 片山東熊 知り合いの音楽家さんが、動画配信で、コンサートを開催されます。 チケットもネットで購入しました。 双方ともに初めての経験で、緊張します。 お世話になっている、能楽師の先生の謡のお稽古は、zoomで受けることになりまし…

飽きないものを、手元に置きたい。

櫻谷文庫 木島櫻谷愛用の茶器 好きなものを、長く、使いたい。 長く使うのに良いものは、高価かどうかではなく、飽きないもの。 飽きないものは、品がいい。 品がいいものは、自ずと、丁寧に使ってしまう。 長持ちするのは、品のいいもの。 ICHIHARU 京都御…

納戸の、裸電球たち。

木島桃村 猫の写生 大正時代の初期に建てられた、京町家に住んでいます。 住宅街なので、坪庭に、猫が遊びにきたり、長閑な空間です。 時間を持て余して、納戸を漁っていると、 「あれ、ここに、こんな物があったっけ」 と、骨董品を発見。 非常時用に買い貯…

気配を生むまで、愛用する。

木島櫻谷文庫 櫻谷愛用の食器 人の手が、幾度も触れた愛用品には、気配がある。 その人の、人格そのままの、気配になる。 良い気配を生むまで、一緒に、頑張ろう。 一緒に、生きよう。 ICHIHARU 京都御所南 ギャラリーショップ ICHIHARU アクセサリーのお買…

口角が下がらない、5分間。

硝子の小物入と香炉 1日のなかで、今日は何時間、いい顔になったかな。 困ったことや、不安なことを長い時間考えていると、眉間に、シワができてしまう。 口角も下がってしまう。 顔は、いつも考えたことと、同じになる。 どうしても落ち込むってときは、無…

誠実なパワーを、いつも身近に。

ICHIHARU ブローチ 非売品 わたしのお気に入りのブローチを、パチリ。 金の箔糸を使い、すべて手織りでパーツを作り上げた、芸術作品です。 アクセサリーにもなり、観賞作品にもなる。 眺めているだけでも、癒されます。 丁寧に、作ってあるものには、誠実な…

前向きで、過ごす。

大徳寺塔頭 総見院 寿安席(じゅあんせき) 朝起きたら、あなたを、心から称賛してくれる人のことを、思い浮かべよう。 朝一番に、今日も磨くべき、あなたの「天から授かった長所」を、思い浮かべよう。 でないと、今日の命が、もったいない。 できないこと…

『夜と霧』に、幸福な人生の在り方を学ぶ。

V.E.フランクル『夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録』みすず書房 ふと、再読したくなり、本棚から探してきた本です。 ドイツのユダヤ人心理学者V.Eフランクルが、ナチスの強制収容所で体験した記録『夜と霧』です。 10代で、この本に出会いました。 美術の…

美しいものを愛でる心は、信仰に繋がる。

石英の結晶 日がな家にいると、これまでに見落としていたものを、よく見るようになります。 家にある、趣味で集めた石たちを、仕舞っていた戸棚から出して、眺め、癒されています。 写真の石英(水晶)は、4月の誕生石です。 乳白色に透き通る、光の塊のよ…

健やかに籠る

モロッコの岩塩 みなさま、おうち時間をどのようにお過ごしでしょうか。 私は「炭水化物控えめ3食自炊」を始めてみました。 普段は制作中心の生活なので、つい食がおざなり気味に。 この機会に食生活を見直しています。 健やかな家ごもりにしたいですね。 I…

美意識を、古より学ぶ。

南禅院庭園 夢窓疎石作庭 写真を整理しつつ、いつでも出かけることが出来た有り難さに、改めて感謝です。 不要不急の外出自粛要請が発令されてのちに、アップしている写真は、以前に撮影した中から、探し出しています。 これは南禅院のお庭で、人がいなくな…

思い出と共に、学ぶ。

桂離宮 京都は、非常事態宣言は出ませんでしたが、どうしても必要な買い物以外は、家で過ごしています。 書店も図書館も、しばしお休み。 本棚から、昔読んだ本を引っ張り出して、再読しています。 幾本ものラインを引いた本、書き込みだらけの本、当時の思…

夢から覚めて、人を助ける。

京都仙洞御所 北池 夢の記録を記した、明恵上人(明恵房高弁1173〜1232)は、この歌を詠みました。 ながきよの 夢をゆめとぞしる君や さめてまよえる 人をたすけむ 『明恵上人歌集』 明恵上人の叔父の、 「見ることは 皆常ならぬ浮世かな 夢かと見ゆる ほど…

欲を削ぎ、美に満ちる。

大徳寺塔頭 高桐院 楓の庭 欲を削ぎ落とし、美しいものを、出現させる。 利休七哲の1人である細川三斎が、父・細川幽斎のために建立した高桐院の庭には、楓のみが、植えられた。 欲を削ぎ、自然の美に、シンと、心身を晒す。 ICHIHARU 京都御所南 ギャラリ…

時間を越えて、美を共感する。

臨済宗建仁寺派大本山 建仁寺 方丈庭園 お寺を散歩するのが好きです。 建築も、庭も、障壁画も、美しいものばかり。 いまは外出を控え、これまで撮影した写真を整理しながら、寺院の歴史、美術品などを勉強しています。 庭も、障壁画も、深く味わうには、い…